うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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夕夏
ひざしさけそよかぜわたるじゅもくにてじゅえきすいつつなくせみのむれ
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鴇乃
かぎりなく似ている我ら出逢えども 近く見るほど星のごとし
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みのる
高架橋 電車はおっきな怪獣で手を振る子らにひとしきり吼え
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夕夏
すいじんとたいようしんがきばをむくすいがいねっぱみずがわくせい
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舞
物干しに吊るされ揺れる浮き輪らよゆくこの夏の語り部となれ
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青き銀椀
放つ紙ヒコーキ風に乗り靑き視線の先のずつと先ゆく
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おじい
廣重の摺りだす風に荒れ狂ふ琵琶の湖など是非とも汝と
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名鈴
ゆく水は 次次流れ 替はれども 川は川なり 今も昔も
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び わ
吊るされた千年杉によじのぼり武蔵助けるお通の一念
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詠み人知らず
い つからか 迷惑人生 おくってた 心と体 ボロボロの廃人
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千映２
江戸切子冷酒が似合うと改めて紅葉漬を箸にちょっぴり
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千映２
お母ちゃん頑張ってるよとアピールのレースカーテン盆に洗濯
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千映２
京の街小さきスケール送り火を眺めて手合わす精霊の道
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里香
心まで響く音色を知りたくて星に手をかざす 「遠いからこそ
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横井 信
ゆっくりとレールの音の消えて行く夏の終わりの夕焼けの空
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水紫
一冊だけ書店に佇む参考書ずっと前から待ってたように
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水紫
今日になりやっと理解した英文法爽快感の吹き抜ける風
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卯月
粘菌は千里の夢を見るでしょう天上に咲く紫の花
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艸介
葦切と江戸の男は似たりける よしはら無くば生きられぬとか
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うすべに
ひととせも元気でいるねと祈りつつ 送り火をたく静けさの夜
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