うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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只野ハル
キレのないダジャレなのだと自覚して口にするから場が凍り付く
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只野ハル
おつまみもビールもあれどクラウドのむこうの窓はもう閉じられた
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只野ハル
ゆっくりとゆっくりと呑むビールなら食事代わりの長いほろ酔い
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南都 勝
教室は恋の上履き毎日がチョコにラブレター待っても来ない
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ななかまど
会津野の猫が駅長する駅でラーメン待てば冬日短し
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橘
とりあえず一息ついてお茶にするフランス窓の外は曇天
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音弥
踏みもせず無事通過せる犬のフン運はこれにて使い果たした
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名鈴
過たず 務め果たしし はやぶさは 褒美も聞かで 次なる任へ
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桃山
人は皆弱くて狡くて真っ当な顔してるだけあなた善人
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わかばみち
真夜中に料理をし出す夫の背マスクしながら咳き込みながら
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わかばみち
覚悟なく弱くてずるい我の性気づいた日からずっと苦しい
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竹にうぐいす
にはたづみ 深田になりなむ 久方の 雨なそそぎそ ひとしほ添へて
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舞
子どもらの遊べる声や神遊び人と生まれて神のひと時
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び わ
夫婦舟安全でまた楽しくと願いを込めて今朝も手合す
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つばす
法隆寺子供の頃に遠足で 行ったはずだと鐘が鳴りけり
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シダ
死ぬれども緒の残さむと御冬見ゆ文求む迫の野を戻れ主
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Chico
バビロニア 夢見の 娼 夫 ささめきて 我の 窯 変 はじまりにけり
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Chico
系統樹へとおしあてる みみのかたちにゐたるまで抱へ來た みづ
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渡 弘道
五十二や仕事に介護日が終わる昨日も今日も日本の姿
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うすい
先輩に 初めての音 拾われる 産声上げる 我はこの地で
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