うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
瞳には 何を映すの 教えてよ 話すことさえ 右から左
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可不可
学問は身を助ける とは言ひ乍ら 智に働けば角が立つ とも
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名鈴
筑紫にて祀られ給ふ菅公の徳は千年も絶えず慕はる
4
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橘
空腹の催促しだす胃袋よ仕事の切れ目をちゃんと知ってる
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音弥
踏みだして緩む寒気を肺に知りためらう春に我から近づく
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名鈴
若き日の 恋の形見の 盃に 今宵も酒と 涙が溢る
14
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名鈴
消ゆる身と 思ひ煩ふ 闇を抜け 君が光を 受けて爽やぐ
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桃山
つくづくと眺める鏡に映るのは切りっぱなしの手もかけぬ髪
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葛城
澄み渡る朝の大氣に漂ふはいづこかに咲く唐梅の香か
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水紫
暇な日を尋ねた答えは「いつの日も」食事に誘うまたとない機会
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舞
吾のみの月にあらねど見る者にもの思わせる冬の三日月
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秋日好
梅の香の届かぬ地では才能も朽ちるばかりか東を眺む
6
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詠み人知らず
仏壇に 背中を丸め お経よむ 祖母の真似して 合わせた手の平
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び わ
生物は命授かり尊きに幸せ求め互いを助け
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草木藍
暗き朝月のなければ寂しかりおいてけぼりの子どもの心地
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灰色猫
陰口を分かってくれたあいつらに陰で軽蔑されてましたとさ
14
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灰色猫
抜け道の先で出会った楽園はとてもきれいな廃墟だったの
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灰色猫
誰にでも愛してくれる人がいる例えこの世を去った人でも
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灰色猫
夢想家と君は呼ぶかもしれないね世界平和は戯言だよと
14
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灰色猫
朝靄の冬の水辺の白鷺は凍てつきながら山水となる
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