うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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谷村思亜
人生は 罪人たちの過ごす罰 私の刑期はあと何十年
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ＫＥＮ
さす紅を ためらふ人の 藥指 日蔭に虚ろ からすのえんどう
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千映２
水清き京都市と筆滑らせた吾の朝母の目半紙に刺さる
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名鈴
つまごもる 屋の外に懸かる 望月に 振る舞はしめむ 祝いの酒を
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滝川昌之
退職の返礼品のハンカチで先輩倣い汗を隠そう
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御宿川蝉
鶯に和して啼くやは ほととぎす 皐月待つ間の声音おさなく
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詠み人知らず
猫背には 胸の膨らみ 隠すため 丸く丸くと もっと丸くなる
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ななかまど
吹くたびに山桜の花舞うものを卯月の空はさわやかに青
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詠み人知らず
空を見て 深呼吸し 見つけし雲 横に細くて まるで神の道なり
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詠み人知らず
桜散り 花粉の季節 到来か 目は痒いし 鼻水止まらず
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橘
見たきもの真昼間の月 夜の虹 地平線に添いゆく太陽
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へし切
曇りなき鏡も裏を照らさぬを知るが誠のひとの道かな
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詠み人知らず
バス釣りや 夜釣りにドライブ 二人きり 六歳年上 優しいおにいちゃん
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名鈴
姫小松の 百年経たる 老松も 幾久しくぞ その色変へじ
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松本直哉
第四コーナーすぎればみえるしろいおび両手ひろげてまちうけるひと
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音弥
晴れ空を眺めて今日は「ピンクムーン」桃色の月が出てくるらしい
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コーヤ
爽やかな 風に香を乗せ つつじ花 それぞれの色 おもむきの笑み
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千映２
麺に添える茗荷の美味さ吾の庭で育てて食する夏を信じて
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桃山
待ち時間テキスト広げ編み物に我を忘れて周囲も忘れて
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葛城
それぞれが持つ携帶に用もなく鎭座するのみクラシックテレホン
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