うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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さる
道ならぬ愛の行方はおわり告ぐ老ひさらばえしわれは涙す
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宇津つよし
怯むことやってしまおう二歩下がる二歩戻したらあともう一歩
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さる
あれもみな偽りなりきむなしくも好きよと言ひし口づけのあと
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さる
右の手をふりきって去る彼の君はいづこへゆくかなにも告げずに
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庭鳥
猫が鳴き虫が羽ばたく林道をひとりで歩くメジロ探して
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大河千紋
ぬばたまの夜のさやけき月へ去る花色衣をまとふ乙女よ
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天野
愛した分近づくことができるなら今の半分も歌作れない
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月子
時々晴れる休日の空 想いし人は何をしてるやら
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詠み人知らず
なんとなくためらっているひかりとかのぞみとかいう名前のそれに
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音波
廃村の便りを開くソムリエは土の薫りに追憶を呼ぶ
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武谷有人
君という集合を理解するために 集めた要素はなぜか空虚で
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武谷有人
ひとつずつ要素を満たしていくことで 叶うと信じた夏がありました
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凍
大合唱 蛙が雨をよんでいる 半刻後には 雲たれこめる
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紫苑
きれぎれの夢のあわいは仄明き湖底の砂のたゆたいに似て
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諏那布
突然の「相続放棄のお願い」に見つけた赤子 どうして忘れた
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赤橙黄緑
めぐりあったタイミングを逃して後悔するほど欲しくなって
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山本克夫
きらきらとこれは誰の手にもある欠片集めれば光の水盤となる
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山本克夫
突き詰めてゆけば海へたどり着こうとする愛情の枯渇した身体
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山本克夫
何ひとつ本当にならない沢山の夢をみました 夢なのでしょう
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山本克夫
濃紺のスーツに赤いネクタイを締めて街をゆく 矛盾だらけの
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