うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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リンダ
ネクタイの結び目ほどく指先がなぞったライン柔らかく舞う
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凍
夕立ちのずっとむこうに雲は切れ光さしこむ あすはそんな日
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竹本未來
花嫁の為のお料理、花、ドレス。花婿の為だけの花嫁。
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たんぽぽすずめ。
働きを 不言実行にて遂げおれば五百グラムの ステーキを食ふ
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竹本未來
「瞬間の記憶」という名の引き出し キスの記憶が八割つまって
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螢子
一日終へ暮色のせまる山際は雀色なるや初めて知りぬ
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キタハラ
夏休み最後の週を惜しみつつ下着姿で猫と午睡を
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紫苑
闇空に檸檬の月の浮かび居る乾いた目もて歌を詠みたし
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螢子
黄昏て逢魔が時に夕まぐれ雀色時宵へと向かふ
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ほたる
新生活、希望と不安の愛娘 本当に今 君は綺麗だ
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粕春大君
行き合ひの空に涼風吹きそへり天地はじめて粛然とせむ
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白亜
うなだれて 考え込んでいるみたい 今年の役目を終えた 向日葵
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浅草大将
吾妹子を居待の月も上の空笑みを浮かべり尾花が波に
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えびフライ
えほんもち よちよちきては とうぜんのごとくに ちちのあぐらにすわる
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ひの
新しい星が欲しくてスプーンで地表を削り取っても地球
5
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浅草大将
夜の海に眠る真珠を採る海人よ汝が海松布の何処にやある
5
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楓
あの頃は流行で買った でも今はマジで読んでる サラダ記念日
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浅草大将
真清水のみなもと訪へば山城に和泉ならねどいでの玉川
4
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白亜
許された時間はわずか 雲が月を 目隠ししてる間に キスしよう
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浅草大将
卯の花をみしまの夏もはや過ぎて秋はきぬたの玉川の音
3
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