うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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四季野 遊
夕されば中庭の池おとずれて睡蓮池に蛙賑やか
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文月郁葉
暗闇と光がつむぐひとときを見あぐる人のわらべのまなこ
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天野
どうしたいなんて希望はない。とうに涙になって出ていっちゃった。
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詩月恵
かんじんなひとこと今日も言えなくて遠い明日に辿り着けない
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やすむ
やっと涙と思ったら汗だったのでまだ労働はつづくのです
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詠み人知らず
モップがけ 並んで走る体育館 ほこり舞う中 光る汗水
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oriori
忘れかけてた 貴方の声を 夢の中で 思い出すとは
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やすむ
絶対に見てるからって今近いトイレも教えてくれぬのに神よ
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oriori
こんなにも 近くに感じる 君の声 心の距離は まだ遠いみたい
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四季野 遊
夕暮れもまだ睡蓮の開き居り水面に君の後影ゆれる
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oriori
掴んだようで掴めない君の心はいつも難しい
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氷魚
下駄箱に放置してきた爆弾にそろそろ奴が被爆する頃
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四季野 遊
羊草水蟷螂の祝福で安らに揺れる中庭の池
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リンダ
にちようにつまづいた石しましまによこせん引いてくくくと笑う
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うにうに
アウェイとホームの違いを嗅ぎ分ける嗅覚が邪魔な麻薬捜査犬
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佐々一竹
闘いのために戦う者が居る真実なんてどうでもよくて
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虫武一俊
みずうみに蓋をするときおはようのあなたの声を夢見る魚
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あみー
いまきみの頬はピンクに染まってる 見えなくたってわかるんだから
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うにうに
土塊をこねて作った兵隊の頭に白いタンポポが咲く
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葉桜
ふしくれたこの手と繋いだ過去の日を皺の数だけ思う 病室
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