うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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羽
ていねいな回り道こそ近道と言うきみの背にほどけるひかり
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少納言バッテラ
馬面の ねぇちゃん目の前駆け抜ける ポニーテールをしならせながら
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少納言バッテラ
手羽先を むさぼり食った手で 触ったから このコントローラー きかんくなった
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少納言バッテラ
傘持った 印鑑持った 鍵閉めた ガスの元栓締め忘れてた
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少納言バッテラ
鼻かんだ ティッシュをいつも捨てられず 白い塊オブジェと言い張る
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紫紅
おぼろなる夢の通ひ路てふのみち 解すは童ばかりなりけり
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ムラサキセロリ
資本主義の豚を見つけたヘキサゴンのエコバッグを提げる娘ら
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庭鳥
真夏でもタイと上着が欠かせない人よ、結んでわたしの首に
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みづ子
緑から赤にうつろふ紅葉の秋の上にぞ重なりし恋
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庭鳥
他の誰告げたとしてもあなたには教えられない恋歌のこと
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みづ子
大切にされ過ぎることの寂しさが不安に変わるゆらゆら揺れる
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串野
誰も真似のできない首を持っていてきりんは遠くを見る義務がある
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氷魚
「ひとのため」偽善だっていいじゃないやらない善よりやる偽善
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庭鳥
土曜日のモグラは電気消えました地下でノンビリ埋もれています
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じゃこ
世の中の全ての事象は五と七で構成し得るみたいだ。すげー。
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浅草大将
薄紅のかすかに燃えて飛火野に夕べの雲の消えも果てゆく
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浅草大将
白妙の羽田の沖にほの見えて雲の波ゆく天つ鳥船
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みづ子
かち合ったすべての物が停滞す一か八かの賭けに出ようか
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氷魚
「ひとのゆめ」 儚いなんて言わないで叶わないから 美しくもある
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まるたまる
根拠無き浮かれ気分で買った服箪笥の奥で熟成させる
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