うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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紫苑
野分うけ転がる鉢を起こしつつ根を張らぬものの弱きを思ふ
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銀ねず
尾道の「道」じゃないです 花道の「道」の方です さよならミチコ
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海の子
天つ神怒れるごとく荒れ狂ふ艫綱固く結びし漁港
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山本克夫
いま世界には６８億のひとがいておなじ夕焼けを見ているということ
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山本克夫
サマーバカンスを終えた冬の女王 こむぎいろの肌に塗るおしろい
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山本克夫
あめふりのあけがたによみがえる小さな赤い長靴のきおく
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山本克夫
完璧なテスト用紙がかんぺきなひとになる前に燃やしてしまえ
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山本克夫
編集の仕事をしているからって忙しいって単なる言い訳にすぎない
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まき
沈み込む私を闇から引き上げたその手が迎える誕生日です
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まき
最初から「割ったらどうしよう」と思うな風船は割れるようにできてる
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まき
台風は目が良い大事なものばかり見つけて壊して奪って去ってく
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まき
愛という瓶を振ったらやさしさがただそれだけが沈殿すれば
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さる
大型の台風通過するなれど戻しの風が木の葉飛ばしぬ
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海の子
たいふうの爪痕探す前庭に子供のやうに栗拾ふなり
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銀ねず
ご心中お察しします 今日の駄々はママの相手じゃなかったですね
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螢子
「このリンクはエラーです」とか「ページを表示できません」の多すぎ・泣く
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海月琉珠
お辭儀したポテトを摘み笑む君を歸したくない 今宵も無月
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武呂
歸れまじ送る月夜は幾日かな 出迎う妻に感泪が落つ
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螢子
台風の音のみぞ聞く夜の明けて薄日さしたる静かなる朝
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武呂
遠き日の戲れしことを忘れじと 姫がをればやなほ遠く
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