うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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林ユキ
わが胸の暗き流れに根を浸しけふ咲き初むる曼珠沙華かな
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Ｇ
垣越しの 色付く桜を 眺めつつ物にし散れば いかに悲しと
1
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さまよいくらげ
努力家と呼ばれる日々は諦めることを延ばしている日々である
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詠み人知らず
使わない部分が退化するのなら残るものなど何ひとつない
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詠み人知らず
煙草ひとつ買いに行くのも面倒でグリーのネジを巻くだけで夜
3
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浅草大将
何処にかありなれ河の音もなしメランコリアの北の夕闇
6
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ほたる
図書館の社会人席座り居り 数多の人の中の静寂
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浅草大将
かの人はそれは採らじと今も言ういかにききょうを求めようとも
7
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神谷あを
正しいと云う字の放つ明るさに堪えねばならぬ歳となりけり
7
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羽
肩に背にふる言葉たちにありがとう月の光に抱かれし友よ
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詩月恵
過去の歌 誰かのこころに留まる時あの日の想いが胸をくすぐる
6
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生レバー
「きみらしい」あなたは笑って言うけれど 自分自身の正体不明
9
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只野ハル
立ち漕ぎし髪を揺らせて坂上る君の背中を風が押してる
8
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恩田ヘヴン
コーヒーが好きな理由はちょっとでも大人になれた気がするからかな
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紫苑
静謐は闘いなりき木霊なくひとごころなくただ自然のみ
5
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生レバー
悲しみを 安いワインが手伝って 余計に悲しく 過ぎてゆく夜
3
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影待みつる
歯ブラシを替えただけでウキウキと我プチ幸せを見つける天才
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生レバー
息を吸う 理由を君のそばでしか 見つけられなくなって三年
3
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ほたる
なんとなく歯痒いひびき「シルバーウイーク」図書館へ行こう ポットのコーヒー
3
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生レバー
恋すると 痛くなるのは胃じゃなくて 胸ではなかったただろうか、確か。
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