うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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水上基
「雪も風も嵐も好き！」と少年の冒険世界は天も塗り替え
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水上基
山茶花の濃紅、無血革命を恐るるなかれ冬の初陣
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水上基
寒月にゆびさきの熱奪われて自動人形の苦悩を知るや
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山本克夫
どうでもよいことに固執して気がつけば真っ黒な壁なのですね
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山本克夫
あなたの顔も声も指先もわすれました続けられるだけ続ける幻想
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山本克夫
せいとしが近づいて遠ざかる永遠に続くかのような潮のみちひき
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山本克夫
哀しみを律し生きながらえてどれだけの壁を白く塗ったのだろう
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山本克夫
聖夜 掴みそこねたまぼろしが砂丘のなかに紛れてしまう
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詠み人知らず
まどろみて浅き眠りを彷徨へば夢さへ淡くたなびく霞
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卯月
吾れはいま朱なる夏の中に居て春の痛みを思ひ出しをり
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庭鳥
皆がみなコーヒーを手に携帯を見てるマックでうたう携帯
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杏子
照れるけど 孫がゐたつて 良いぢやない５０でビアス 耳に幸あれ
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薫智
これからはこの降り積もる雪のよう二人で想い重ねてゆこう
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虹雲
愛し児を残してまでも逝く旅路企業戦士の来し方無残
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虹雲
命断つ企業戦士よわが同僚はオハコはいつも俵星玄蕃
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紫苑
春がすみルピナス青く匂ひ立ち惚るひとの手にふるへ安らぐ
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柴智也
十八の私はちっとも幸せじゃなかった青い春なんて散れ
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柴智也
知ったかをしていた時の顔がもし撮られていたらいくらで買おう
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柴智也
すきなはずなのに君はさっきから「こういう悪いところもあるけど」
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市川ありさ
満員のハローワークの薄暗い蛍光灯の下であなたは
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