うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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庭鳥
逝く水に棹をさせども思川留む術なく只に流るる
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光源氏
立ち別る名殘の花のうたげとて神も佛も靜かに隱るる
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光源氏
ふるさとの花の面影なかりせど盛りの頃をおぼしめされたし
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まるたまる
我だけの梅の名所を訪ねたら「遅かったね」と梅子ら騒ぐ
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光源氏
いみじくもそぎ果つ髮の君が影ゆふさりの間よりしだる紅花
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光源氏
そそめきもしばしと思ふ君だにもなほまさりゆく時をみたまひし
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光源氏
深山木に嵐吹きたる旅の空さくらの花の散りまがふほど
5
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やながわ亜弥。
一三の法則だけは秘密ねと苺のキスを味わう浜辺
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詠み人知らず
右側のマニピュレーター凍結につき本日も茶碗を破壊
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詠み人知らず
煩悩を振り分けられず出るベッド朝六時半君に会いたい
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水上基
「満月がついてくるよ！」といつの世も子供の世界は天動説で
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水上基
鉄骨の響きは高くカリヨンを模して空中都市を造れり
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水上基
やわらかな西日に溶ける街々の輪郭あまく揮発してゆく
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水上基
もう人に絶望したくないんです、と言い残して絶望は死んだ。
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水上基
水槽は夜で満たされ無機物が繰り返す死を閉じ込めている
1
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山本克夫
まちがえてすべてのこころをよむ超能力を手に入れた 悲しかった
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山本克夫
すいません。すいません。と、あやまっていきてゆくのも楽と思った
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やすむ
おふとんを窓からぶん投げ大空に叫ぶほどではアイドワナダイ
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庭鳥
いつもよりキューイに酸味感じるしわたしやっぱり疲れたみたい
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庭鳥
温もればひたすら重き肩、首がコートの重み耐えられないと
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