うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
たんぽぽすずめ。
そこはかと匂うカレーを路地裏で味わい遠き母へと帰る
13
もっと見る
-
ほたる
なごり雪 君は家庭の人となり踏み外すわたし、春が遠のく
16
もっと見る
-
芳立
氷雨ふる夜に酔ふまま思ひ出は消えでいつしか名残雪かな
11
もっと見る
-
れん
お祝いのシャーベットだから溶けたらね春が来るから子犬みたいに
2
もっと見る
-
れん
右下のくちびるの傷気づかないおとなしいけどお転婆だったの
3
もっと見る
-
まるたまる
芸術は悲しみそして苦しみがもたらすものとピカソ言う
7
もっと見る
-
諏訪真
弥生日の しばし見られぬ 雪ならば鎮めて欲しい 煩いの火を
4
もっと見る
-
詠み人知らず
もう何も怖くはないよ雨音にひそやかに混じる君の囁き
7
もっと見る
-
武谷有人
「ああこれもいきもののサガか」とのたまいて丸めたティッシュをゴミ箱へ放る
3
もっと見る
-
みなみぐち
もう君の語尾や間合いがふたりでもひとりとひとりじゃんかって いう
1
もっと見る
-
リンダ
気付いたの？あなたの視線は首筋の縦に並んだ三つのホクロ
7
もっと見る
-
リンダ
ちりちりと闇夜に響く首のすず瞳孔広げ猫が見つめる
5
もっと見る
-
みなみぐち
ああレミオロメンか なんか電話するきっかけかって期待しちゃった
7
もっと見る
-
螢子
あの人に初めて逢ったその日から恋の虜よ君に首ったけ
8
もっと見る
-
まるたまる
春まぎわ蕾凍らせ猫柳水も冷たい暮れ六つ時は
14
もっと見る
-
さくら咲月
桜香を 春風に絡め 運びける 今日この頃は 淡き桃色
2
もっと見る
-
リンダ
不意打ちにぽかんと口をあけたまま弥生の初め雨に打たれる
5
もっと見る
-
リンダ
相槌に違う女の影うかび戯れなきまま逢瀬を終える
4
もっと見る
-
さくら咲月
春香り 蕾も実りし 時なれど 別れの風こそ 四方に吹かん
5
もっと見る
-
武谷有人
さすらいのオートマトンに十代の青い悩みを相談したい
1
もっと見る
