うたの一覧
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ムラサキセロリ
真っ当な言葉はみんなフロントに預けて入るホテルヴィーナス
8
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芳立
小手毬の白き咲ひはただひと日離れてぞみどり深く褪せぬる
16
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芳立
みづうみは薫りわたれりからからと風見の車まはりつきせぬ
8
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伊藤透雪
暗きもの ひたひたと寄り 足下を こころを侵し 増える鬼かな
6
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詠み人知らず
不器用な私の手先と言葉では 貴方の傷を縫えそうにない
3
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薫智
気まぐれな猫と遊んでいるけれど遊ばれてるの僕のほうかな
12
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詠み人知らず
準備よし。 「いちにのさん」で 飛び出せる 誰か掛け声 お願いします
2
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詠み人知らず
「好きだった」過去形になる寂しさは 風で消される砂絵のように
3
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ゆびきゅ
道の途中 ぼくは靴紐を結んだ 自分の意志とともにあるため
22
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杏子
ひび割れて 滲みる心に そっと塗る淡いピンクのリップクリーム
10
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詠み人知らず
あの日からただの一度も願わない日はなかったんだ君の幸い
5
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庭鳥
アバターは3Dでは見ないほうがいいと聞いた目が疲れると
5
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悠々
紫のひとえに白い帯締のあやめの花に青時雨ふる
28
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まき
悲しみを吐き出したって届かない遠い月から降る「さようなら」
8
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まき
「私ただあなたがいれば寒くない」言ってたあの子が凍えて死んだ
3
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まき
たぶんもうひとりには戻れないよね短い返信、ただ、いとしくて
1
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伊藤透雪
咲き競ふ 色とりどりの薔薇の園 朱は艷やかに輝き微笑む
3
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さる
あの方の歌を通してわがおもひ燃ゆる炎とゆらゆら揺るる
9
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凍
あっけらかんとした悲しみよYUKIの歌 薄紫の花が落ちてる
3
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夜考宙ん
朝冷えに引き起こされた午前5時コーヒーいれて暫し呆ける
1
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