うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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やねうらねこ
乱数をふりこぼしつつ紋白蝶はキャベツ畑のひかりに遊ぶ
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やねうらねこ
もぎとつた青い果実の陰影に渦巻く風を描き足してみる
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薫智
虹色のチューリップ咲く夢を見たグラデーションで咲き乱れてる
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浅草大将
腑の滾る余りに我が臍が沸かせし茶をば煮え湯とぞ飲め
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つやはき
墨を磨る風のひと揺れひと揺れに見えつ隠れつ三日月の艶
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向日葵
冷め切った恋人の言う「じゃあまた」はさよならみたいに深く冷たい
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ライテウ
かりそめの愛すら知らぬ夜なれば 後方二回宙返りする
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ふきのとう
日の暮れの落ちる時間短かけり急ぎ帰るもまだ六時半
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ふきのとう
秋誘ふうす紫のりんどうは愛らしき花次々咲かせり
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さめ
曇天のしめりた舌に嬲られて しらゆりのキミ 身を振る 身を振る
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猿ノ丞狂介
「花女郎」彼奴の秋波にうちなびき心ひとつを奪われてしが
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猿ノ丞狂介
希土類のおほかる野辺を囲ひせばもれなく吝嗇の名をやたちなむ
1
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猿ノ丞狂介
秋の野に宿りはすまじ女郎花名こそむつまず旅ならなくに
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芳立
街あかりふた夜すぎたり国道の轢かれし犬に雨は降りつつ
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石銅サヨリ
間違いを認めぬ信念その強さ多数派である安心感か？
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水葉
寄り添いてぬくもり感じるその刹那に君の宇宙の星がこぼれる
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石銅サヨリ
その「いつか」待っていたって来ないこと知っているからそばにいさせて
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まるたまる
こんなにも忘れられない君の事いつかは忘れてしまうんだろう
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まるたまる
別れても生活は続くよその後も電車に乗れば君を探して
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舞
いたずらに歳をかさねし 青雲の 志し立つ学び舎遠く
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