うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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卯月
くれなゐの色は見へねど梅のはな今宵いづこに咲き匂ふらむ
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やすむ
桜って思う頃には散るんだよ咲きそうなこと知らなかったまま
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栞
土日しか会えないきみの平日に思いを馳せる今日の終わりに
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水島寒月
幾千の命を抱きて干されたる柳葉魚とふ名の平たき小うを
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聴雨
青柳は桜の引き立て役じゃない柳はやなぎ桜はさくら
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凍
この胸に手を差しいれて探しても火はつかないの湿気たマッチで
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只野ハル
災害の救助に役立つ兵器なら特化させればもっと救える
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まい
「これいいよ」 教えてくれた曲の歌詞に 君らしくない 甘い言葉
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只野ハル
変わらずに鳥鳴き花の咲く里に人影途絶ふ核の春なり
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只野ハル
見る者のなき梅の木の花の後実をつけたまま枝はしなるや
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まい
一度くらい 手をつなぎたかったと言われても 宙ぶらりんの 掴めぬ言葉
1
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只野ハル
放たれて牛舎を出て彷徨える宛なき群れの窶るはあはれ
5
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まい
君が今 例のポニーテール見てること 私は知ってる 日曜の午後
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ふきのとう
太陽のにおいいっぱいのバスタオル顔うずめれば母なつかしく
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只野ハル
思い出の品を拾いてボランティアただ黙々と汚れを落とし
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まい
ほんわかと 春風と化す君の声 確かに二人 電波でつながる
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詠み人知らず
風清くわたる軒端の松の葉も光あらたになりにけるかも
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詠み人知らず
おしなべて世にある玉の集ふとも今日この花に如くものぞなき
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詠み人知らず
青柳の糸よりかけて風が織り紋は花なる春の羽衣
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卯月
梅の香の便りも聞かでみちのくの春まだ浅き紺碧の空
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