うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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敷島ヤマト
不器用を理由に言葉にしないひと紙飛行機が飛ばずにおちる
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後藤郁弥
出来杉くんみたいに完璧だったなら人生たのしいなんていわない
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後藤郁弥
ねえスネ夫 きみは金持ちなんだからドラえもん募金したらどうだい
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後藤郁弥
ドラえもん きみの青さはビアンキの青さよりかはきれいじゃないかな
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後藤郁弥
ジャイアンのアンをヤンって言っちゃってごめんジャイヤン また言っちゃった
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シュンイチ
コーヒーは超特急で冷めていき ことばはついに要らなくなった
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やぐるま
たったいま極樂鳥を轢きました東名高速出口附近で
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みみ松
干からびて旨味増す乾物料理祖母から母へ近ごろ我も
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水島寒月
春を告ぐる魚が鰊の異名なるをラジオに知りて疾く書き留めぬ
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水島寒月
駅を降りてたこやきを焼く屋台見ゆ経木の匂ひわれに好もし
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只野ハル
時間前無理やり立つな大相撲待ったしてでも正してみせよ
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只野ハル
安全は霞が関に原発を設け自ら確かめてみよ
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只野ハル
今までと変わることなくノルウェーの鯖を求めて夕暮れに焼く
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只野ハル
新しい校歌聞きつつふるさとの校舎よ友よ思いは巡る
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只野ハル
お隣りの顔変わらねど仮住まい共に帰らん故郷の海
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聴雨
墨染のうす衣まとふ春の夜を黙し語らずわたる細月
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浅草大将
いつしかに光り初めたる風吹けば命かぎりと花のきらめく
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薫智
都合よい男でいいよ気にしない喜ぶ人がそこにいるから
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京
角の本屋のレジで花瓶をえらぶ指が透けたらふるえるようだ
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三沢左右
香ににほふ桜の君を風によそへうち散らしてん淡き雪花
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