うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
薄暗い気分漂いデコポンの凸の部分の知恵を拝借！
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聴雨
ゆく春の姿をうつす水鏡さざめき立ちて夏隣りかな
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詠み人知らず
右手にはイエスを抱いて左手で髪を梳かせば両利きマリア
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聴雨
ゆく春ときたる夏との境目を切り裂き飛べる一羽の燕
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芳立
人はみな憂き世の風に黒髪のみだれてとけずさくら咲き散る
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聴雨
ひとひらの花いづくより流れきし光に消ゆる春のゆくすゑ
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聴雨
ふたたびの風訪ひくれば花惜しみ掌に受く春の形見に
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浅草大将
今もなほ人の憂ひぞみちのくの春日に摘むもかたくりの花
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卯月
わたしたち桜の国で生きてゆく幸せになっていいよねきっと
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詠み人知らず
奔放に跳ねて飛び散る山吹の光が虚ろな俗世を蹴飛ばす
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みやこうまし
ひとりいてひとりにに馴染む歌心ナルシッサスの甘きよる辺よ
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只野ハル
灯りを点けない台所の冷蔵庫前しゃがんで泣いている夢
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悠陽
居場所だといえる場合を考えてはじめての替え玉をすする
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芳立
なか空の貝としみればひさかたの月に乙女のかげも求めつ
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みみ松
あなたなら鼻水垂れた泣き顔も可愛いと言ってくれそうだった
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白亜
春日には笑顔が似合う 白雲に 包まれ眠る まばゆいいのち
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みみ松
三陸の貴重なワカメと和えし蛸モーリタニアという知らぬ国より
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只野ハル
思い出す苦しみが少し薄れたと思えるようになったけれども
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水島寒月
散りかかる桜くぐりて登りゆく坂のうへなる夕焼けのいろ
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水島寒月
少年のわれに拳固を下されし先生も早や世に亡きひとか
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