うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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芳立
なるかみの音もつれなき秋風にふけゆく夜はぬくもりぞなき
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falcon
暑き陽の路上に落とす影黒く秋は潜みて風立ちにけり
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falcon
あくことを知らぬ驕りに穢されしふるさと彷徨ふ牛は何處へ
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麻倉ゆえ
性別を理由にラインを引かれるならば逆手に取って遊ぼう
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麻倉ゆえ
淋しさは人の心を惑わせて友情さえも恋かと紛う
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一
バサバサの髪の毛先がまとまっていくシャンプーが今ここに要る
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真山千展
このままでいいとは決して思わない小さな箱で考えている
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芳立
法師蝉となへもやまぬひぐらしのはや足もとにこほろぎの鳴く
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篠原七
寒い日のふたりを知らないぼくたちは早秋急かして初雪へ走る
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芳立
日のもとの公民の声あげてフジの高みにあめと降りつつ
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只野ハル
鰯雲荒れた港に立ち見上ぐ漁師の姿遥かに思う
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只野ハル
前線の南に下がり時雨雲猛暑に細き雨の幕引く
5
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只野ハル
病院の長い廊下の一点透視消失点は探さない
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只野ハル
残されし交わしたる歌読みつつも名を忘れてはただ去りし雁
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只野ハル
水漏れのシャワー配管修理後は水琴窟の音色懐かし
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半格斎
もののふの心を抱く志士も居ず行方も見えぬ敷島の道
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麻倉ゆえ
茹ではじめスパゲッティは透き通り琥珀のような数瞬ひとり
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こぐまじゅんこ
今までの暑さがまるで嘘みたいあなたのメールが恋しい夜です
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舞
ひと夏を過ごして降りし雨音を妻と聞きつつ秋を迎える
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一
隠れずにずっと待ってた弱虫の精一杯の「もういいよ」です
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