うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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舞
降る雨に負けずに澄みし鈴虫の音を受けながら酔いて家路へ
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浅草大将
ふり向けどこころ残りはよそにして我がゆく方に磯の細道
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舞
ここだけが居場所と詠う君独り奪えぬ男背を丸め酔う
11
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舞
盛っ切りの腹に沁みゆく秋の宵見上げる空に月も朧ろに
5
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まるえふ
位置としちゃ１０人居れば６番目辺りを歩く風切り歩く
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まるたまる
この槍はあなたが刺したものだから傷跡残さずきれいに抜いて
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篠原七
幸せなフリじゃないけど、かさぶたを剥がして笑って見せてるみたいで
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空蝉
星もない寂しい夜は君のことだから孤悲と書きなぐったんだ
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みやこうまし
曇る下雀が道で砂浴びす小穴をあとにぽつぽつ残し
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詠み人知らず
われのするタロットうらない喜んでくるる人のいること幸せ
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わらこ
今いちばん知りたいことは目玉焼きに君が何をかけるかってこと
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月澄
垂れ雲の有らぬ思ひに哀れ伏すにはかに覺めしあからしま風
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さる
漕ぎ出せ怒涛の海へどじょう丸 愚直なまでの旗を掲げて
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今村りいこ
さあ今がこのとき きみの声聴こえ立ち上がり空押し上げる手よ
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今村りいこ
嵐ならこの身沈めし澱みさえすべてさろうてゆくがいい今
5
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今村りいこ
むくげ咲き菊花ほころびそよ風が庭吹き渡る空を見上げよ
3
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葵の助
年上の彼女はグレープフルーツが苦手で僕はそこだけ優位
3
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葵の助
祖父の家誰がいつ頃作ったか帆船の色褪せたパズルが
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葵の助
夫との溝が言葉で埋まらない時はひとまず緑茶淹れましょ
4
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河のほとり
秋の田の稲葉のそよぐ音遠く消えては空の暮れてゆくかな
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