うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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今村りいこ
降り立ったホームには傘差したまま楽しげに歌う少女がひとり
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和
「逢いたい」は抱かれたいことイコールになっていきそう自分が恐い
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今村りいこ
ゆっくりと終点までの旅をしてなみだを拭いきみ立ち上がる
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和
手を繋ぐただそれだけのことなのにあなたの熱が移ってきそう
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今村りいこ
泣く理由ずっと探してきみのこと見つめてたんだ対角線で
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薫智
アラームは鳴り続けてる止まらない君を近くに感じてるから
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今村りいこ
がたがたと電車が揺れて振り返り窓の外見るきみが泣いてる
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紫草
とき滿ちて實り落ちたる銀杏の 義母の臭ひに似たる可笑しみ
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紫草
笑ひぢわ深く刻みし義母の顏 思はずこちらもほほ笑みがへし
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恣翁
日当たりの 好き廊下から 松林 越えて見下ろす 海は凪ぎけり
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山桃
をりをりにふるものあればふらんすのふるやのもりかもおそろしかるらん
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陽だまり
熱々の君のコーヒ恋しいの文字さえ愛しく指でたどりて
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芳立
弥陀の手に身をまかせむとはからへば自然法爾にあらがふやわれ
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半格斎
明けやらぬ軒端にしたたる雨音に寢息かさねてきみは横たふ
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さる
ぬか床をかきまわすなりけふもまた糟糠の妻 笑み浮かべつつ
5
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こはぎ
もうずっと側に居た気がする君と繋がる心は脆く危うく
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こはぎ
涙腺は既に故障していたようだ見失うだけの君の足元
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こはぎ
近道を探して地図に無い道を走るみたいな君への恋は
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こはぎ
青空の彩に目眩み心だけ君の部屋まで駆け出している
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hana
秋雨に ジッと踏ん張る カマキリの 濡れた刃先に よく似たつま先
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