うたの一覧
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あゆか
神さまがこころへ種を植えましたあなたが笑うときに咲きます
8
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うすべに
吹くたびに林の空をひろくする 落ち葉の雨に陽ざしあかるく
9
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滝川昌之
通勤の車内に咲いたスポーツ紙ドーハの歓喜明け一体感
13
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只野ハル
些事なれど思い通りに運ばずにそれが続けば寝付きの悪く
5
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恣翁
対岸の楓 盛りを過ぎぬらし 霜枯れし葉の落ち初めぬれば
16
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詠み人知らず
冬匂ふ雨の途切れて薄日差すいざ行かむとて舞へる雪虫
7
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凌霄花
草原の風に向いてすくと立つ闘志漲る若獅子のごと
8
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夕夏
のみぐすりにんかされればごるいでもいいとはおもうころなういるす
2
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夕夏
はんていもちりょうもされずじゅうしょうかころなういるすかんせんすれば
1
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舞
季節果てて 寒き風なか ぼんぼりの 赤き実灯す 小さ鈴蘭
6
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なりあきら
朝焼けが 東の空に 広がって 街が色づく 花咲くように
3
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び わ
雨けぶる買い物袋左手にうつむき歩く高齢女性
4
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茂作
夕日さす畑に居竝ぶ清白の 首は切られて赤に染まれり
12
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夕夏
とこのなからんちゃんのねるだんぼーるばこかかえてくるをまつひとよ
1
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つばす
ドイツ戦深夜に響く叫び声 皆で祝おう勝利の美酒で
4
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横井 信
空いている列車の窓に雨粒のやさしく踊る休日の朝
10
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うすべに
しらさぎの翼ぼんやり 灰色のつめたい雨に燃えあがる紅
6
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夕夏
ひさびさにあきのながあめきごころのしれたあいてとおちゃをたしなむ
3
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滝川昌之
せり出して川面に影を映しては紅葉筏を見送る楓
12
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ななかまど
晩秋の雨の冷たき音を聴き枯れし菊花の輪廻を想う
12
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