うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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桜田 武
掛け軸で雛祭り祝う母の業妻は幼き時の娘を偲ぶ
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桜田 武
仏で生き延びる露の反戦職員勇気ある言動の人に喝采
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桜田 武
マスク消えゆく学校の休み時間孫の元気な声が聞こえそう
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舞
あの頃は出来てた事が出来ないと只それだけの歳の暮れかな
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び わ
良く晴れて久方ぶりの畑仕事足腰鍛え二時間精出し
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詠み人知らず
おだやかに寄せて砂嘴なす片男波いにしへの景まぼろしを見ゆ
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茂作
柔らかいひかり溶かしてまづ春は 薔薇のつぼみを開き始める
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ひな ろくろう
マスコミは「分斷」「格差」煽りゐてどうしたいのか日本國を
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鞘森天十里
多摩川の邊で見ゆる富士ヶ嶺は霞に溶けて愈春来る
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横井 信
土手を焼き重機がうなり春を待つ里の田んぼに小鳥は遊ぶ
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たゆ
未来見る不吉な札を打ち消した傲る理屈はひとりよがりで
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さかさまぼこ
霜冴ゆる名のみの春の曙にはや迫り上がる夏の三角
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深雪
星など見えるはずもない こんな夜でもあの日の横顔は心に輝く
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中野洋三
時を超え問いかける声いいのかと 外からなのか内からなのか
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中野洋三
憧れて求め続けてつかめない 日々の暮らしを突き抜けるもの
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うすべに
潮の香のとぎれとぎれに梅かおる 天神さまのみまもる海へ
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トウジさん
菰焼きて芝も焼きたる時なれば森羅万象乞ふや青陽
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もなこもち
ほしいものリストの隅に載っているこれはどうして欲しいんだっけ
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もなこもち
目の前の暗い車窓に疲れ顔見たくなくってスマホを見てる
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鞘森天十里
ひるのせにこういをあぐる勝浦のみさきに立ちてちぎるなおなり
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