カテゴリー: 恋愛

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詠み人:

大獏 (男性)

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気が付けば、がふっと水を飲むような恐怖があります。
日々積重なる「あきらめ」の感情は会話のなかでついでる「どうせ」に集約される。
身動きできないわけは、腰より上に浸かっている証。

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平成二十三年十二月二十五日
透明な液が滲みこむやうな怯え 諦めを喰らふ盲者の水底