弥栄成就のお気に入りの歌一覧
舞
甘さのみ無邪気に愉し時をへて酸い苦き知る今の良し悪し
5
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ななかまど
向日葵の十万本に見つめられ黙の重さにたじろぎており
16
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トウジさん
四十度 超えれば何暑 定義なし これから先は 必要なるかも
5
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滝川昌之
駒板のずらしと弾む包丁と蕎麦の香りは切り角に立つ
21
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横井 信
単線の夏の列車はまっすぐに一番星を目指して走る
14
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青き銀椀
さんさんと咲くひまわりを見つめればわが命持ちあがる心地す
12
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青き銀椀
殘る月泣けるかなもしかがよへば待たずなりゆく有明の空
9
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KEN
くくみらの 花ほの搖れる けはひして 秋のはしりを 探すひざかり
11
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舞
いにしえの神話の国の語り部と酔えばなるなり父の満州
7
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名鈴
降る雨や 照る日に託ち 籠り居て 事等閑に 本ばかり愛づ
15
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紹益
身の丈に 合わせ大志を 抱かずに 身の程を知り つましく生きよ
3
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みをつくし
有り難く賄ひ附きで食後には いつも言の葉「宜しゅうおあがり」
27
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トウジさん
戦国の世ほどカードが乱立す 欺かれしは消費者なるや
6
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横井 信
夕涼みしながら歩くあぜ道でいちばん星の遠いかがやき
15
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青き銀椀
この靑き惑星に寄りてまた一つ覚へて去りぬメーテルの旅
12
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青き銀椀
左手に両目光れる野良猫の真夜の獣そ畏れつつ見つ
7
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KEN
たらちねの 母を呼べなむ 人として 魚となりぬ 若きもののふ
12
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舞
吾の行く場所あるような大空の遠き夕陽の落ちるその先
6
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名鈴
夏の夜の 密かなる花 烏瓜 名と逆しまに 白く透き咲く
21
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ななかまど
声高く心配するは親心旅立てる子に鴉の母は
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