カテゴリー: 自然

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詠み人:

青き銀椀 (男性)

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寝付けないので、真夜中に玄関先で月を見ようとしたら、野良猫とばったり目が合いました。おそるおそる遠ざかり、去ってゆくのを見つめました。月の見えない空でした。

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令和二年八月九日
左手に両目光れる野良猫の 真夜の獣そ畏れつつ見つ