うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
夕夏
もういちどことばかわしてあいたいひとよげっかびじんのさくころは
5
もっと見る
-
横井 信
ビルの間の湿気った風も蒸し暑い夏至の近づく明るい家路
8
もっと見る
-
うすべに
残された夢のあとさき水たまり あおぞら映す虹色に花
6
もっと見る
-
まほろ
帰りしなに通勤定期を更新する もう三ヶ月ここで生きよう
2
もっと見る
-
杜鵑草
戯れに誘はざりせば逢ふことも避らぬ別れもあらざらましを
8
もっと見る
-
只野ハル
店主逝き跡継がぬ子ら店を閉め廃業の貼り紙シャッターに見る
4
もっと見る
-
只野ハル
天国に繋がる術はないけれど消せない番号増えてくスマホ
5
もっと見る
-
兎桃
五月雨の合間をぬいて麦を刈る千歯で扱きて箕にて選り分く
3
もっと見る
-
亜紀りむ
柵に咲けり 黝きくれなゐの 夾竹桃を 君と見し夏
2
もっと見る
-
痴光山
梅雨入りの畑に生き生きじゃがの花 そこここ紋白つかず離れず
4
もっと見る
-
松本直哉
鐘つきて余韻の長くきゆるまでたたずみをれば木に鳥の啼く
4
もっと見る
-
ななかまど
梅雨晴れの午睡の夢にさまよえば蒸し暑ささえひとときの快
10
もっと見る
-
たく
約束を 違いもせずに 現れる 酒ぶらさげて 意気な奴だと
1
もっと見る
-
へし切
真夏日の夜の寝屋処は 二十九度 寝も寝られずに エアコン始動
8
もっと見る
-
継海
彼方此方の水田の映す窓灯り 惑わぬように駆る右カーブ
7
もっと見る
-
桜田 武
米虎は露組長に騙されたぞよ「和平の意思なし」を見抜けんとは
2
もっと見る
-
桜田 武
巡り来る墓掃除の時期年降るに想う母の老いての一人暮らし
5
もっと見る
-
桜田 武
八十路の知人の姿見ぬ朝散歩寄る年波体力の低下か
4
もっと見る
-
舞
艶やかにおみな臍だし颯爽と夏の日の下風のごとくに
5
もっと見る
-
中康
晴れ続く 週間予報 活気づくいそいそ支度 登山の道具
2
もっと見る
