うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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天野まどか
続けざま撃ちたる銃のごとくなり責める言葉が肉に食い込む
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うすべに
葦原に遠いむかしの夢を読む つばめに語る風鐸の音
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恣翁
初秋の 高き空気の澄めばこそ 浮き立つほどに碧明るけれ
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光る君
まひろから名は式部へと變はろとも盡きぬ想ひはまひろなり
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滝川昌之
一度だけ妻がおかした失敗は俺にイエスと言ったことだけ
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痴光山
身動きをなせば関節は泣言を 床はきゅうきゅうと神経いぢる
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ななかまど
涼風が豊かに実る田から田へ黄金の波を創り吹き抜く
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ぱやげ
リビングの数粒の砂稚児笑うワクワク見せるこのサツマイモ
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トウジさん
朝涼に見渡す黄金青い空自転車とめて認める小鳥
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千野鶴子
「紅茶よりコーヒーの方が好きなの」と呟き君は離れていった
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へし切
雨晴れてこころすがしき白木槿せいそな女の面影を見ゆ
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光る君
うつせみの世に生まれても行く末の我が生き様を知ってか知らでか
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光る君
湯けむりに濡れた後れ毛かき上げる指に残りし指輪の跡が
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茶色
揖斐長良川の向こうに御嶽山霞む姿も威光を放つ
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光る君
道長と紫式部 千年の時空を超えて今蘇る
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舞
ビル谷間鎮守の神社秋祭り変わりゆく街変わらぬ笑顔
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び わ
囲碁大会明日に控えて対策は地を確保して生きを考慮し
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茂作
誰がために鳴くやひぐらしつくつくと ただひたすらの秋の夕暮れ
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秋日好
吾が顔は「大人になったアラレちゃん」友のメールにくすくす笑い
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茶色
会える日を約束できぬ運命でも待つを厭わぬ愛ある限り
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