うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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蓬莱Lu天
祭の夜 四人で歩きし歸り道今年は三人 綿あめも買はず
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滝川昌之
芋煮会なかまの誘いを躊躇して自前の肴でリモート参加
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痴光山
ここ夏日 北初雪はままあるも あつち真夏日とや 歌詠み黙す
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ななかまど
良き歌が昨夜の布団に生まれしがおおかた忘れて朝粥そぞろ
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松本直哉
ひとり舞ふほかにすべなしもろびとの大縄跳びの埒外なれば
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へし切
物騒な世にもなりしかこの国の闇はあやなし夜も眠れず
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舞
紙写真若い二人は異世界にいざ旅ゆかん冒険者の笑み
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茂作
山ばとのな鳴きそ鳴きそほーほーと 友の戀しや秋の夕暮れ
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び わ
手話の会新規の単語学習す中途難聴マスターするは遠い道のり
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横井 信
星見上げ夜道を歩く十月の下弦の月はゆっくり昇る
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兎桃
奉献の幟の立てる繁き音に秋の夜風の強きを知れり
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うすべに
生駒からさし来る夕陽 金色にわたげふるわせ薄の燃える
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海野 冬雪
日没後今日も曇りやあげく雨 ８万年の彗星あああ
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千葉 甫
二筋の淡い雲ある空高く今日の陽ざしはめっきりと秋
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痴光山
寒暖を織りて深める庭の秋 三つの朝顔 径は一寸
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滝川昌之
秋冷が蒼い楓を撫でゆけば乙女のごとく紅に頬染め
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天野まどか
ぽっかりと開いた空地の売土地の深く刺さった新しき杭
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天野まどか
満ちて来る夕暮れ時の追憶は紫色に染まり消えゆく
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ななかまど
人恋いて陽射しを恋いて来る猫の立てる尻尾の影長くなる
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松本直哉
「きらひなのさういふところ」といはれたり不貞寝して聞く遺愛寺の鐘
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