うたの一覧
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仁 呼
あざやかに 潮を染めたか さくらえび 駿河の國に 季の報せよ
7
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只野ハル
日常の 些細な事や 想像の 恋など詠みぬ 小さき歌に
2
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福田十二指腸
俺を 今 追い越し 走り去ったのは 次の時代か それとも犬か
1
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茶柱大福
し終わりて家に帰れば八度九分 自慢にならず 褒められもせず
1
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uk
幸せの鳥が彼女の耳元に優しく止まる このピアスを母へ
1
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ハーキー
好きなんてほんの一瞬だけでいい 長期戦は体によくない
3
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紫苑
胸底に熾火の如く隠れ萌ゆ我が曼珠沙華何時咲き狂う
18
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ハーキー
店員の創り笑顏に癒されていつに俺もここまできたか
3
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文月郁葉
だって だって だってばかりをくりかえしおもちゃのような言い訳をする
4
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文月郁葉
すきまから願いがこぼれ落ちそうで両手を祈るように合わせる
4
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リンダ
最初とは違う想いが交差する恋人でなく友人でもない
5
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リンダ
罵声飛ぶ職場に来たる営業マン タイミング計り話切り出す
2
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文月郁葉
少しずつすりきれていく 触れないで あなたに何がわかるというの
1
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リンダ
充実を諦め過ごす毎日に埋もれたままで一年終える
3
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詠み人知らず
キャサリンに わざとつれない返事して かもーんかもーんと 言われてみたい
3
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ろ
公園を染めた白色 足跡はぽつんと立った桜に向かう
1
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車男
パソコンには時代遅れのキークリック鳴らして文字を打ちてゆくなり
1
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只野ハル
肩こりで仕事帰りに整形に 若い女性が意外と多し
0
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白亜
手で包むように持つ 熱めショートラテ からだより心 休めるために飲む
4
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只野ハル
自販機と相性悪し 昭和二十七年 現役の十円
3
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