うたの一覧
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ことり
殻うすき冬の卵を割るときのこころ澄みをり夕凪のごと
6
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ことり
淋しさはあの雲のやうに細い糸赤松の林の上を過ぎゆく
1
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ことり
雨の中ふたりそれぞれ傘をさしさびしい魚のやうに歩いた
4
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横井 信
鳥は二羽 風に向かって飛び立った 朝の冷たい駅にはひとり
8
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松明
卒論の締め切りわずか立ち向かい深夜に食べるイカの塩辛
4
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或韋
硝子細工の出来損ひのやうな顆が名のなき花に名をつけてゐる
2
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里香
滑りだす 音に気付けば 夕間暮れ スキーブーツで よろよろ帰る
2
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里香
粉雪ほど 真白き人に ならまほし 君が心に 触れて消えまし
4
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里香
風花は つめたく痛く わたしはもう しんからしんから 雪になりたい
5
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住川幸
出鱈目に歩き歩いて夜の駅一週間がまだ終わらない
3
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里香
雪原の 空白地帯の この人生を 踏んでよごして いま存在させる
3
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可不可
見あげても青空さむい丈なのに 白魔あらぶる日本海側
5
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滝川昌之
朝茜 東斜面の冠雪の富士を染めれば眩しき車窓
19
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うすべに
雪まじり風にながされ飛ぶ鳥も 雲の早さにつばさとまどう
6
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灰色猫
公園の草の庵に残された寒波に負けぬどんぐりの山
10
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Proverbe
青柿が熟柿弔ひ 背比べ 似たり寄ったり 大同小異
8
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830
なみなみと冷えたグラスの銘柄はどうでもいいよ口がお迎え
5
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830
少しづづ少しづつでも確実に知らない母になっていく母
9
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きくゑ
強く吹く額かすめる風のうえ左弦の月の微笑み浮かぶ
5
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トウジさん
流涕も溶くあらなくにおもひかぬ疾く雪消欲る妻の草葉や
4
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