うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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８月２４日生まれ
生き急ぐ蝉が朝から鳴き止まず 焦燥感が街を飛び交う
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村木美月
「ただ声が聞きたかったの」それだけでわたしの気持ち伝わりますか
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波江究一
避暑地より來し繪手紙は燃ゆる頰麥藁帽の瞳きよらに
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紫苑
夏の陽が照らす御堂にひとり座ししずかにささぐ平和の祈り
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さる
老ひの身に 淡きおもひの メールあり 年甲斐もなき わが血さわぐも
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さる
沈みゆく 陽光杜に 溶け込むか 露天風呂から はるかに拝む
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falcon
「百年に一度だなどと利いた口！」古老は語る敗戦の日々
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falcon
ロザリオの鎖悲しく吾をつなぐわすれがたき日やしるひとぞなき
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山本克夫
マグロのいない海を想像したら悲しくて涙もまわる回転寿司屋
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山本克夫
「約束の海はこんなんじゃない」と埼玉の少年が狭山湖に叫ぶ
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山本克夫
おいら生まれつき海洋民族なんで埼玉への転勤はお断りします。
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山本克夫
完璧な鉄のカーテンをひけば完璧な闇がおとずれる あんしん
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山本克夫
ばらばらの過去いま未来を必死になって繋ぎ止めるホッチキス
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falcon
老人がはじめしいくさ野や海を若き血潮で染めてし止みぬ
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詠み人知らず
朝露のひとつひとつを閉じゆけばとうめいな空にすこし近づく
8
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紫苑
炎天に咲く昼顔よなにゆえに汝はふたつの顔を持ちゐる
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あみー
「若者よ燃え尽きなさい」一酸化炭素中毒防止条例
7
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久地宗吾
「暗い春」夏の盛りの近い今夜明けの空の青に見いだす
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久地宗吾
パソコンを殴って刻みし指の痛み壊れた液晶七色の線
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詠み人知らず
ときメモのキャラにあてはめられた日は赤か緑に髪を染めたい
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