うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うすべに
風の谷 すすきの原は金色に まねてはしゃいだ青いスカート
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松本直哉
ほのかにも吹く風にこそかをりけれ暮れゆく春の茉莉花のはな
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横井 信
力尽き小鳥は眠る校庭にオニノゲシ咲く葉桜の下
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青き銀椀
甲高き春鳥の声身ひとつに沁むるかぎりの花なれ歌なれ
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へし切
佐保風はいたくな吹きそ藤波の今は春べと咲き匂ふかな
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萱斎院
春の夜の香にさそはるるうたたねに あさきゆめみしわれや知るらむ
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萱斎院
み吉野のきさ山の端に残り月 花の雲たつ春のあけぼの
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灰色猫
染まりゆく花の筏の幽さや冥府へ誘う水のあやかし
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うすべに
ささやきに振り向く髪のはなびらに やさしく触れるいじわるな指
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つちだゆういち
あなたへの返歌浮かばず煩悶すあーでもなくてこーでもないと
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詠み人知らず
未来から来た恋人の目元には黒子が有った手がかりとして
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可不可
彩とりどり花の中でも昔々 ノヴァーリスが愛した青
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東大寺
切なさと 愛しさあわせ 待ちわびる あえないときを あえないひとを
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東大寺
奏であう 音の重なり 響く部屋 この空間に 心があふれる
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東大寺
恋人は わたしと同じ 月を見て 深くためいき ついてるだろう
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詠み人知らず
止まらない記帳音聞き立ち尽くす泣いてひがんで生きてりゃオーケー
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詠み人知らず
アイロンをかけて滑らか見た目こそ大事と思う折り目正しく
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行宮偏（仮之名）
プリズムは可視光線を分解し虹と直せば隠喩を見たり
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千映
重たげに咲く紅椿父からの「すまんのぅ」のお礼に見える
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幸子
無意識が知らないうちに取り組んで夢への足を早めてくれてる
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