うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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へし切
ヒロシマの声が今なほ聞こえます「過ちは繰り返しませぬ」と
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工藤吉生
一杯の水にうるおう人間を一億倍の水はのみこむ
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つばす
ピストルの音で飛び込み前を行く 相手追い抜くもブービーだなんて
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西村 由佳里
この夏の初体験は一人旅一人で乗って一人で泊まって
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詠み人知らず
庭先の夜風にしばし佇みて過ぎ行く日々に思ひを馳せり
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滝川昌之
向日葵がガラスの靴を履いたよな若き全英覇者の微笑み
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ななかまど
雪渓をぬければ夏の白馬のお花畑に日の燦々と
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つゆふみ
泥棒と呼ばれたのなら盗み消せ核燃料もフクイラプトル
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つゆふみ
セシウムにまみれた魚ついばんでプテラノドンが飛ぶ今日の空
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水海はるこ
朝起きれば地獄 地獄の食パンはどうやら五枚切りらしい食む
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水海はるこ
寂しさを埋める見つめる抱きしめるるるるるるって一緒に踊る
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松本直哉
透明度うせつつ赤みおびてゆくえびのすがたをぢつとみてゐた
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舞
流れ星いつも願いは二回までかなわぬままに宇宙へと消え
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吉野 鮎
ひと時を雨降り過ぎて涼風に風鈴の響き秋立つ氣配
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び わ
じっくりと相手の動き読み取って次にわが手を瞬時にくだす
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煩悩
ふたたび活躍することはないだろう月面車を磨くママレモン
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詠み人知らず
君の好きな人になりたいと願つてみた。それはいつ叶ふのかしら。
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夕夏
あつすぎてむしやはちたちにわさきによりつきもせずやまにこもるや
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夕夏
ちゅうこくでぞっこくとしたりゆうとはしんらいおけぬくにのなりたち
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横井 信
暑い朝 鎮守の森の木陰へと少し涼しい風は流れる
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