うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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林林
うたのわの海に潜ればあたたかく痛みも凝りもしゅわしゅわ溶ける
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林林
「あなたにはついてゆけません」とばかりに機械のレバーの根元が折れた
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び わ
おお寒い庭の草木はなんのその陽射しを浴びて新芽の息吹
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ＫＥＮ
泥土の如 チューブを濁す 黒き血が 一瞥投げて あざ笑いけり
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詠み人知らず
味噌汁に 焼き鮭 と海苔 白いご飯 和食な朝 寝起きで作る
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夢士
吾はゆく頬こわばらせ睦月の夜一万歩めざしほろ酔ひ歩く
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朔夜
久々に家族全員集まりておせち数の子故郷の雑煮
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夕夏
ことのはでかたればかたるそれほどにうそになりたりしんねんでさえ
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へし切
名にし負ふ 花ぞめでたき福寿草の 君のしあわせ 祈る初春
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横井 信
まだ早い朝を見守る街灯の明かりの中で踊る雨粒
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つばす
箸休め七草粥に梅入れて さらりと食す質素な夕餉
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うすべに
息白く 急ぐあたしに七草の 香りただよう朝焼けの町
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五月雨
デパ地下を我先急ぐ乙女たち高級限定甘い誘惑
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五月雨
頑なな君の心もとけるかなミルク多めの生チョコレート
5
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夕夏
しゃれいきんみのしろきんをもらうひとどうそうのものともとれるかね
1
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サルトル
一月の冷たい夜に耳にする海の向こうの炎の悲劇
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サルトル
煩悩と虚栄まみれ始まった不幸ばらまく赤い氷雨
1
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サルトル
また一つ憎悪の炎立ち上り砂上の涙も炭へと変える
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夕夏
ときのながれとからだのうごきはんぴれいかつりょくというえねるぎー
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滝川昌之
珍しい酒の瓶など捨てられて集積場に名残る年越し
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