うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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里香
風にゆれ魚の群れに草そよぐ 水面の波に夕暮れのそら
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里香
自転車で小道をひとり散歩する 仮面をはずせば 吹きわたる風
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葭堂
心うつす フロントガラスの 雨粒よ ダイヤと弾くか ルビーと沈むか
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菜々子
今日もまた あいつのことが 眩しいと 感じる僕は やっぱり馬鹿だ
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つばす
クーラかけ暑い暑いという妻と 長袖着込み対話する夕餉
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詠み人知らず
蝉が鳴く 死ね死ね死ねと 聞こえるの 涼しい部屋で 耳を塞いだ夏
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谷村思亜
行き行きて ブラックホールに堕ちるとも 彼方を目指すは僕達の意思
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水紫
ドア開けてベッドに倒れる疲れぶり心細くなり欲しくなる甘さ
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水紫
あやしきと思うところに苛まる池泳ぎたるこいの餌食に
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トウジさん
蒸し暑き 夜はこのまま 過ごそうか いつかはきっと 夜来香
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水紫
ふと聞こゆかぜの噂に揺れ動くここならざるきと中庭の木々
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水紫
白滝の雨で増えにし最上川テレビに映る家の浮く海
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樟明子
長雨の上がれば夫と飛び出して氣ままに歩く緑の森を
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滝川昌之
混沌は街を空をと掻き回し逃げ場所の無いコロナ禍の梅雨
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トウジさん
弱きもの 捨つることが 倣いとは 嗚呼この世まさに 阿鼻叫喚
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ななかまど
食欲をそそる白さや冷やっこ絹と木綿に迷う夕風
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緒川みるな
若者は夜の街へゆき老い人はゆこトラベルにうつつを拔かす
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トウジさん
君子欄 うち置きおれば 咲きなむと 天晴な姿 未だ見ゆなし
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灰色猫
内密の話でしたと銀色のピアスを鳴らし吹き抜ける風
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灰色猫
札束で頬をたたかれ生きていく気持ちよくって犬になりそう
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