うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
朝露の 落ちる冷水 寒さを感じ 秋風が吹く紅葉が揺れる
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おじい
生い立ちは 窪んだところ その遠き 卑屈さもてる 淋しさにゐる
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び わ
人生は修業で開始たゆまずに目的を持ちひたすら極め
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ＫＥＮ
花の頃 偲び匂へど 不言色 秋夜の静寂 落ちる櫻葉
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白緑
納得のいくこたえだけ求めては宇宙の終わりも首を振らない
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うすべに
色づいた桜の枝の山鳩の もうぬくもりが恋しいと鳴く
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横井 信
遠足の風の余韻を引きずってヌスビトハギの種を連れてく
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可不可
招かれて月下美人とツーショット 私が死んでも咲き続けてね
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朔夜
一ならぬ心の内の拘泥よほぼ真ん中でマーブルとなる
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詠み人知らず
今日更に力が入る顔芸とバンカー魂直樹の叫び
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朔夜
ひとけなき駅舎の屋根に切り取られ宙に透けゆく秋の蒼空
10
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詠み人知らず
不器用な フェルト弁当 作ってますもう三箱でき 眺めてます
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詠み人知らず
指先は無心のままに連綿を偶然が生む渇筆の妙
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水海はるこ
性欲と呼ぶには甘く恋愛と呼ぶには苦いこれはなんなの
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水紫
片想いもどかしかれど楽しくて自分が変わった明るい方に
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谷村思亜
淋しさに りんごのごとく朽ちてゆく 空の深くに堕ちて行きたい
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千草ななせ
燃えあがるような恋ではないけれど確かにあるの。淡色の「すき」
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灰色猫
バス停で空でも見ようあの夏に君が残してくれた青空
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葭堂
孫も来ず 花火も無しの 静かな盆 先祖を想う 良い夏でした
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千草ななせ
ほかの人に会って気づくあの人の素敵なところ優しいところ
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