うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
夏服は 少量で コンパクト 冬服ばかり ひきこもりよ
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斑猫
休んではまた物憂げに身を揺すっている全自動式洗濯機
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斑猫
「頂上はもう少しです」山道で知らない人とまたすれちがう
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斑猫
ガキどもがキックボードを乗り捨てて道に転がるくフへＬＶ
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舞
蝶々の二頭たわむれ戯れて昇り下りす小春日の空
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び わ
源次郎少年を切り武蔵悔い悔い残さずと誓いしものが
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詠み人知らず
久しぶり 夜ご飯には おでん作り 冷たい空気に 温かな笑顔
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和花
ペン先がノートのリンクを滑るから万年筆で詠むのがいいね
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和花
夕暮れの秋の空虚に彷徨える我が指先がショパンを紡ぐ
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横井 信
露ひかる今日の朝陽は雲の中 冷たい風に恋しい上着
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和花
「肝っ玉の小さい奴め」鳩尾に声を隠して微笑み返す
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斑猫
日は落ちて東のほうから天球の瞼が閉じていくような暮れ
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斑猫
ジ、ジジジジ、ジ、ジジジゼンマイが切れた９月の死にかけの蝉
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うすべに
こんにちは 挨拶くれた制服に 誰かわからず曖昧な笑み
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葭堂
遅い日の 濃い目に作る 味噌汁は 冬の空気が 湯気に混じ入る
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草木藍
休刊日配達なければ雨音も寝床で聴くはよきものなり
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谷村思亜
君へコール 誰も解ってくれぬから 孤独の深さは君に等しい
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南都
小さめに音を絞ったボサノヴァにシュプレヒコール混ざるこの宵
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南都
キャンドルに色とりどりのスピリッツ搖れて搖られて我を誘ひをリ
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滝川昌之
最初から取り分けられた寄せ鍋にコロナ解雇の奉行淋しき
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