うたの一覧
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トウジさん
松茸の香を求め落胆すレトルト食でわ欠片も感ぜず
7
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南都 勝
ねるとんに取り憑かれたよ肩重いちょっと待ったは秋のゴースト
1
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南都 勝
実体のない恋なんて案山子なの実りの秋に宿らぬ君よ
3
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つばす
手首痛い疲労骨折疑いあり 筋肉鍛えど骨まで届かぬ
1
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舞
大雪の山波染めた紅葉は未練もなくて雪に真白に
6
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夏深
海辺なる砂利に埋もれ密やかにその身隠せし小石でありたし
5
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び わ
心頭を滅却すれば火も涼し快川和尚火達磨となり
4
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夏深
猫一匹通らぬ路地に静かなる午後ありけり掛け替えのなき
7
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蔓葵
秋のゆく道まがふがに散る山の紅葉踏み分け冬は来にけり
11
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緒川みるな
もの言はで 棘伸ばしゆく サボテンは 朝陽を浴びて 彩を織りなす
3
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シダ
confeitoとふ帰化種の星をふくみをり棘うす甘く刺すもあたはず
4
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灰色猫
恋をした恋をしていたはずなのに秋がすべてを灰にしたんだ
9
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灰色猫
愛としか言えないものを否定して恐れてました初恋でした
7
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灰色猫
殺さねば殺され終わる獄中を生きてきましたそんな目ですね
6
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灰色猫
さびしげに紅葉の色を愛で歩く気づけば燃える恋路をひとり
7
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灰色猫
無造作に刺してるようで計算し突き刺しているストローの位置
7
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シダ
散りてこそめでたけれとふ桜花いくたりの春見送りけむや
3
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シダ
床に臥しくらしよのすみ窓のふちふきしはなびら惜しむまもなく
1
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シダ
としの瀬も待たず人波せき寄せてうしと歩まば屠らるる身か
2
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詠み人知らず
バツニでも 恋をしたいと 願う中年 彼と早く別れて 自由になりたい
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