うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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うすべに
里人の秋のやさしさ残し柿 まだ早いかなと鵯の影
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只野ハル
暖かい秋雨上がり吹く風を急に冷たく感じる今宵
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只野ハル
堀端のさくらもみじの並木道午後の陽射しを暖かくする
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只野ハル
鮮やかに色付く公孫樹その向こう天守の白と抜ける青空
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只野ハル
秋だから哀しい恋の物語り手にし俯く絵になってみる
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只野ハル
秋の歌いくつ詠んでも飽きはせぬ枯れ葉ため息伸びていく影
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さいおん
恋思ふ情も命も消え失せて 心亡くすを忘るといふらむ
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谷村思亜
心臓は 最後の最後に止まるだろ 立ち尽くしては朽ちゆく身体
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白瀬
ぼくたちは命のあいだに何万回よもや億回瞬きするのか
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南都
紅のひとひら舞ひて名もしれぬ朽ちて果てをる葉の上に落つ
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さいおん
継念 君耳念 解衣 情乱而 悶焦而
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白瀬
口染めてこの色どうかと笑う君響く和太鼓青のシロップ
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さいおん
如何其公乎恋也二家流 念々手毛実不成物乎
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白瀬
電話番「Ａ」の薄れたキーボードおつかれさまと小指で撫でる
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滝川昌之
ピン折れば張力失くし落下してぷるんと着地プッチンプリン
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ななかまど
秋の日の公孫樹の黄金ただ澄みて青へ青へと立ち上りたり
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可不可
蒼白い顔のままぢゃ売れないか チィクにリップにメイクレッスン
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さいおん
絶へなむとは易きことにあらざりて 恋忘れ貝とは何処にあらむと
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舞
幾くたりかアイヌ人らのコタンのみ在りし札幌オリンピアの火
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名鈴
遥遥と 小塩山より 来るもみぢ 座を設けては 傅き据ゑむ
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