うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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緒川みるな
初冬の 外の面に吹く風 コロナ風 ここだのコロナ 世を曇らせり
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舞
忘れじの悲恋偲んで晩秋に染まってみたく 有ればだけれど
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び わ
すやすやと眠りにひたりのんびりと夢の中にて花を楽しみ
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シダ
地のそこにほしもつきよも遠かればみなもに波ともてあそびたり
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シダ
破れ寺の夕の茜に焼かれをり音なふ鐘をつくものもなし
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シダ
人の灯をのがれ桜のおくやまはよひのくらきにつゆゑひもせず
2
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横井 信
年の瀬の声の聞こえる朝時雨 濡れたもみじの真っ赤な手形
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千草ななせ
さよならも言えずにおわる秋の恋 きみは少年 わたしも少女？
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トウジさん
現世には味気なしこと弥増さる木香薔薇の芳香懐かし
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萱斎院
みじかよに見し夢にだにあらはれず 木綿付鳥のこゑぞうらむる
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うすべに
枯れ果てて綿毛のこした野あざみの めぐる春へと風にゆだねる
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さえね
オリンピック振り返り特番録画して見ぬまま暮れる令和二年よ
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さえね
目をとじて思えば今もあざやかに思い出すから すこし くるしい
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さえね
君は泣きぼくもひとりで流すだろう いろはすみたいに澄んだなみだを
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さえね
廃校の校舎の庭の苔むした碑文をまもる散らず桜よ
3
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緒川みるな
宅配の 荷物あくれば なななんと 待ちに待つたり ポージョレヌーボ
3
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谷村思亜
絶望し 人はどこまで生きられる この耐久は何をか測らん
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可不可
おまへらの努力まだまだ足りない と営業課長みたいなドヤ顔
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名鈴
古の 言の葉声に 読み上げば 近く寄りたる 心地こそすれ
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滝川昌之
同僚に換えのマスクを差し出され漏れていたかと気づく溜め息
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