うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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葛城
近場にて春の一日花に醉ひ朧月の下いとま乞ひぬる
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ななかまど
老いたるを箇条書きにて書き出せば確かに老いはその数に住む
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滝川昌之
果実しか知らないのって片手落ち桃源郷が春にいざなう
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つばす
園児みて可愛らしさに微笑むも 仲間はずれもあること知りぬ
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詠み人知らず
去年も 同じベンチに 座ってね 桜吹雪に 揺れたテンション
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千草
生き急ぎ何も残せず傷だけを我が身に刺して閉じし人生
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武蔵野
ラアラアラ ららら言葉に できないん サクラ咲くいと 森羅万象
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名鈴
手末は 君の開きし 眉を撫で 頬を辿りて 口へと伝ふ
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へし切
はなやかに花はさかりにありなめど仄かに匂ふ色ぞまされる
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ＫＥＮ
燃えうつし 思い焼くかは くれないに 杉の木隠れ 椿は落ちて
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ＫＥＮ
朝夕に 六道救ふ 六地藏 風が肩揉む 春白晝かな
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へし切
疫病も一年過ぎて変わりなく これを無策と言はぬものかは
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へし切
この時は 絶へて桜のなかりせば 人も宴に浮かることもなく
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千映２
桜色着物を広げ部屋の中花筏漕ぐ吾になれたる
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橘
春の味と届いたタラの芽料理してお弁当にまで持てる幸せ
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千映２
人生の八割笑って暮らせてる逝くときどんな顔か見たいね
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名鈴
しきたへの 我が膝に君 枕して 間近きものを 如何見るらむ
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コーヤ
夕暮れの そよ吹く風に 頬よせて まぶしく光る しだれの桜
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詠み人知らず
桜の子 満開知らず くすぶりて 写真を撮り 落ちた花を拾う
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名鈴
取り分きて めでたく優なる もの総べて 参り集まる 九重の内
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