うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
心無し 湯気立つ湯にて 浸かる足 熱さに耐えて 混ぜる彼の腕
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橘
週末も金曜日には花占いこのハイテクの世の中に在りて
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へし切
春くれて 細枝にのこる花蕊の 韓紅に色 染めるとは
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音弥
クラファンに一役買うの向きでなしただ杉の香は嗅いでみたしと
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名鈴
春花の 匂ひ栄ゆる 君が庭 誘はれ行かむ 見返りもせで
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名鈴
燕の子 巣立ち去りたる 又の年 里へ帰らで 離れ巣構ふなり
9
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トウジさん
日常は取るに足りない茶飯事や旅できぬかや西行の如
6
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葛城
やや遲き秋の竹藪ふみいりぬ彼方此方いでし竹の子を採りに
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桃山
生きていて会えない人と死にし人そばに居ないという点で同じ
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舞
手のひらの筋をたどりてかさね見る良くも悪くも歩みくる跡
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び わ
ホテルにて湯にどっぷいと気をほぐし九十九里浜小雨に煙り
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横井 信
ふと選ぶ使い古したペン先の掠れた文字でつづる日常
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詠み人知らず
田舎道 山のそびえる 美しさ 空気は澄んで 星空満天
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詠み人知らず
みつゆびを ついて挨拶 するわけもなし 二度の経験 三度もなさぬように
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うすべに
かすみ立つ春の夕暮れ葉桜に 童女の眉の香り横ぎる
6
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武蔵野
時を超え 時を超えても マイルスの トランペットに シンディーも跳ぶ
6
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朔夜
やわらかな貴方のつぶやき読んでいる春陽のそそぐ日曜の朝
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可不可
独り暮らし語らふ子ら横目に 自宅から通ふ私
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滝川昌之
左利き君だと判るマウス位置カップに残す紅とコーヒー
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トウジさん
腑に落ちぬ総理は四波認めない 人命よりも政略とるや
4
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