うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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水紫
気がつけば画面眺めて通知待つ慌てて見ぬふり想い出ぬように
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水紫
ウケ狙いそれで詠む歌腑に落ちず行き着く先は捻りなき歌
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御宿川蝉
新緑の輝きおどる山道を 歩けばむせる 生命の匂い
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御宿川蝉
穀雨どき 芝一面の雑草を 仇打つよに むしる我かは
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へし切
みどり葉の数を言問ふ岩つつじ言はぬが花よと咲ききそふかな
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音弥
「ねえ、行きたいわホテル」いきなりの嫁の誘いに自分戸惑う
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千草
人生には確かにあろう持って生まれた運も不運も当たり外れも
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詠み人知らず
外に出て 生温い空気 深呼吸 コンクリからくる 熱気に揺れて
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名鈴
先達の 絵の筆遣ひ 描き写し その妙超さむ 才ある者よ
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桃山
引っ越しの業者の出入りも落ち着いてまた日常の静けさになり
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葛城
旅空の何處で翼は行き違ふ來るつばくろと歸る雁が音
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舞
苦労などせずに育てとばか親の冬ありてこそ咲く花桜
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詠み人知らず
歩幅さえ 合わせず怒る 理不尽さ 優しさの欠片さえ 見失ったの
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び わ
一手ごと相互に読みを実行す間違いなきよう全体凝視
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松本直哉
オーボエダモーレふいにかなしき夕なぎの松帆の浦にうしほ満ちくる
4
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師崎
カーテンを開ければ冬も春もまたぼく一人だけ置き去りにする
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師崎
大学へようこそ知者の天国へ招かれてない者の地獄へ
3
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灰色猫
磨かれて石が綺麗になるように波打ち際を歩きませんか
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灰色猫
信長が空からひとり降りてきてもらったギターで歌うイマジン
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灰色猫
いつからか岩に座って潮風に打ち鳴らされる三味線でした
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