うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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へし切
デジタル化進む社会に弾かれて手抜きの取説に又も苦しむ
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夕夏
りっけんはさんぶんのにでせいさくをすすめることもかのうとおもえ
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舞
いつの日か旅終わる時言の葉は君へひと言ありがとうと
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西手心黒
迷い霧の手探る棚向こうには焦がれて追った背表紙並ぶ
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西手心黒
よろこびをともに祝って手は止めず日々をこなしていつかいずれは
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彫出 画
牧水が 呑みし白鶴 我も呑む 牧水ほどの才はなけれど
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彫出 画
恩師逝き 面影残して喪の帰り 小石蹴りあげ 叢に消ゆ
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彫出 画
村の子ら 馬橇に揺られて雪の畑 馬歩み止め 糞に歓声
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彫出 画
神田川 僻んで歩く下町の 八百屋の親父 林檎さしだす
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彫出 画
覗きこむ 乙女の看護士微笑んで 終わりましたよ 優しくつぶやく
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び わ
今日の囲碁相手を尊重気持ちよく囲碁の道筋ひたすら辿り
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明日歌
雨、寒露 光る半月 野暮 ふとく あとは野となれ山となれ
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茂作
弓ヶ濱松の梢に朝日さし 遠き大山雲かかりみ見ゆ
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笹舟
疾しきを後世に託して夢枕 密かに侍り嗤うしょうけら
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うすべに
松風の波の白さに目をほそめ つぎの札所へ老いた巡礼
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横井 信
目の前をふわり横切る秋蝶のそっと飛び込む濡れた草むら
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トウジさん
左手を庇うショウヘイどこまでも痛々しいかな夢追う姿
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敦希
正午前壁向かう席の隙あらば 乗換え検索麺啜るかな
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痴光山
遂に来ぬ車免許更新いたばさみ 自尊と自重 さて八十路越え
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滝川昌之
四拍手 出雲大社のしめ縄に諸説はあるが四合わせ祈る
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