うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
朝比奈
両の手に取れば作りし友の熱の伝わり来たる麦酒洋杯かな
15
もっと見る
-
Proverbe
いとほしや 術無き者の お題目 人窮すれば なりふり構はず
9
もっと見る
-
名鈴
掻き合はする 衣の間に 入る風に 胸の内冷ゆ 日は照りながら
12
もっと見る
-
千映２
蝉時雨一瞬止んだ昼下がり指揮する蝉の居るか如くに
12
もっと見る
-
橘
気が向いて入った茶店がお気に入り水草繁る円柱水槽
7
もっと見る
-
ＫＥＮ
いさよふは 人のみ有らず 夏の風 天霧れ乱ひ 滾る峰かも
14
もっと見る
-
名鈴
度度に 見えば心ぞ 寄せゆかむ 憎からぬ君は 況して更なり
9
もっと見る
-
名鈴
数多ある 京の井の水脈 い繋れり 地に隠さるる 淡海の湖よ
17
もっと見る
-
音弥
勤怠も入退室も体温のチェックも素通り徹底管理
5
もっと見る
-
恣翁
日曜の 山手のカフェはひっそりと 押し黙る二人 卓に向き合ふ
14
もっと見る
-
葛城
朝風に乘るヒグラシの囁きも涼味も忽ち消える眞夏日
12
もっと見る
-
詠み人知らず
爪を研ぎ 固く鋭い 痕跡を 残しはしない 綺麗な背中
4
もっと見る
-
みっさん
土砂降りの後の川の中長靴の釣り人立ちて竿を差しをり
4
もっと見る
-
みっさん
日も暮れて梅雨明けの空眺むれば久々に見る木星輝く
5
もっと見る
-
舞
オリンピア神に選らばる種子たちのやまとの国に花開くころ
4
もっと見る
-
び わ
断捨離で名残惜しんでギター処理楽しかったよ君の御かげで
7
もっと見る
-
詠み人知らず
恋文を 言の葉に乗せ 息這わせ 見いいる彼の 瞳は優しい
4
もっと見る
-
萱斎院
うつせみのうすき衣も着なるれば あだにたのみし夜ぞあへるべき
10
もっと見る
-
横井 信
まだ青い柿を数える果樹園のステレオで聞く蝉の合唱
14
もっと見る
-
橘
住む者は幾らもいるさと取り敢えずアパート建てて税金対策
6
もっと見る
