うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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詠み人知らず
白肌の 日焼けをした手 赤くなり メガネの跡の 日焼け恥ずかし
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詠み人知らず
秋の空 淡く切ない 夕暮れに 筆をとりては 滲む絵の具
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ななかまど
飽くことを知らぬかのよう降る雨に降らねば困る節を思えり
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夕桐
古箏音に力碁外るる菊の宴 異国の土を踏みしおもかげ
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夕桐
太刀合わせ破れし袖の繕ひも 高山流水菊の宴かな
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夕桐
瀑布落つ紫煙眺むる崖の路 過去を問ふこそ陳腐に聞こゆれ
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朝比奈
飛鳥風追い捉えたるキャンバスに仏は姿現わしにけり
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名鈴
わたつみの 至り深かる 底知らず 小波に転ぶ 磯の貝かな
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橘
誇りたる栄華の影も今はなくタチアオイ逝く盛夏の際に
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音弥
実写版ガンダムのシャーに相応しきアクターの中に声優も入り
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落日平民
神の前立ちて己の罪を問う頭を垂れて誇ることなし
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落日平民
悔いてまた過ち糺し後の世の非難に耐えて恥辱を晴らす
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坩堝
棒杭の蜻蛉を眺め時は過ぎ舫う小舟もいつしか近く
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雲居の月
音もなく雲居の空に照る月の影こそ見えね身は焦がれつつ
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名鈴
月に生ふる 桂の丈の 高ければ 思ふ空こそ 安からざりけれ
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桃山
焼きナスを焦がし卵は茹ですぎて辛すぎスープにおかゆのご飯
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名鈴
久方の 月の桂の 光増し 人を留むる 秋は来ぬらむ
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葛城
雨後の枝に掛け渡されし蜘蛛の巣は雨の水玉連ね輝く
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Aquarius
凄まじきうつみのあきの入り日かな詩が疾風となり 果てるまで
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舞
寝入る間の夢を探して一日を気付けば老いの夜の目覚めかな
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