うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
|
|
-
夕桐
褄を取り急ぐ稽古の花街を 秋めく帯の唐錦かな
13
もっと見る
-
名鈴
長からむ 命得てだに 死に遅る 業耐へがたく 虚しかるべし
8
もっと見る
-
へし切
秋津羽に夕日のかげを重ねては君が粧の木蓮の花
18
もっと見る
-
橘
いとしごの命も見捨て抵抗のフォルリの女傑は国を守りぬ
5
もっと見る
-
夕桐
三味線の荒波越ゆる沖つ櫂 木霊する音ぞ里見えつらむ
7
もっと見る
-
トウジさん
ペットなどいらぬものかよ酒あれば今夜のつまみは煮込みラーメン
2
もっと見る
-
緒川みるな
柔肌の疼く痛みも消えてゆく月なき秋の小夜の祕め事
7
もっと見る
-
坩堝
築山に隠れし君を追いかけて池の面を驟雨が叩く
6
もっと見る
-
音弥
抜けるほどとは言い難い天低く雲行き怪しき中を旅行く
8
もっと見る
-
詠み人知らず
指折りて 数えた月日 いつの日か 過ぎゆく秋の 早さに似たり
5
もっと見る
-
ひげじぃ
藍白の「かしこ」で括らる玉梓を閉じてはひらき夏は終われり
11
もっと見る
-
ひげじぃ
風草の揺蕩う土手にそぞろ出で秋夕映にプルトップ引く
9
もっと見る
-
ryotak
ながらへばまたコロナ禍やしのばれむ、憂しと見し世ぞ今は恋しき
9
もっと見る
-
葛城
霧雨に暮れる山辺の灯明かりが人の暮らしの此処にも在りと
10
もっと見る
-
舞
ケチャップの赤の懐かし母作るスパゲッティーなるハイカラな味
0
もっと見る
-
舞
アスファルトすき間を割りて咲きいでる名知らぬ花の力うつくし
7
もっと見る
-
Aquarius
ひきこもりちらと動がぬ身体より脳は遥かに固まってゆく
1
もっと見る
-
び わ
彼岸花真っすぐ天を仰ぎつつ私の道を遮らないで
5
もっと見る
-
詠み人知らず
色づいた 枯れ葉も頬を 染めて散る 化粧も少し 秋色に変わり
4
もっと見る
-
茂作
泣き笑ひ六の手を持つ鬼神は吾を捕らまへ金縛りする
12
もっと見る
