うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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十六夜
降るような包み込むような月灯り貴方と眺めた同じ月なのに
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東大寺
湯上りの 君の身体は 乙女色 浴衣も肌蹴て 余は満足じゃ
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夜老猫
君を乗せ 星の河原の月の舟 雲の狭間に 揺れて遠のく
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早百合
変わらずにいてなんて嘘 いつか会う日には素敵になったふたりで
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繭一路
エレベーターみんな黙って上を見るきっと空から生まれてきたのだ
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おくたびあん
ふる里にまだいるのかな初めての 恋か愛かはわからぬ君は
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忍忍
昔から ひとのオモチャが欲しくなる あの娘のおめめが 赤く腫れても
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忍忍
行き先も 食事も 休みも 彼次第 嫌われたくない 私のわがまま
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繭一路
坂道をころがるだけの団栗をポケットに入れ吾子は喜ぶ
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早百合
さかなたちがあなたの海に泳いでることは前から たぶん知ってた
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粕春大君
天つ雁しばし待たなむ杯にやをらあらはる山の端の月
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水鳥
恋してる愛してるもいいけれど今日は会社に行ってください
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メガネ
足元は確かなれども離さぬ手 支へが要るのは心と気づけり
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メガネ
差し伸べた吾が手を握る老ひた手はあたたかけれど力なきかな
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メガネ
足元の不確かやもと差し延べし吾が手を君はしかと握れり
15
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大河
月の夜に 啼きわたりたる 風の音は 切なく響き 花を揺らせり
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ゆふづつ
ぬばたまの夜にうつる似姿を みつめる心 とざす双眸
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ととぅ
メンデルが 祖父が親父が 時を越え 伝える将来 お前禿げるぞと
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ととぅ
友の言 寝てるときだけ眠くない 言い得て妙だ 俺も同じだ
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早百合
完璧な二人の世界そのものの水槽をまだ捨てれずにいる
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