うたの一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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螢子
過ぎしうた 今気付きたれば 空っぽの 我の心に 凛と響けり
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東大寺
密やかな 恋の気持ちを 伝えられ 年甲斐もなく 動揺する午後
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東大寺
鬼が棲む 館の中の 顔ぶれは 金の亡者の 役人と政治家
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東大寺
小百合さん どうしてそんなに 美しく 清楚でいられる 永遠のマドンナ
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キタハラ
恣意的な世界で今日もすれ違いわかりあってる気がして会釈
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羽
長靴をはけば止まらぬ冒険心 水たまり跳び泥水はねて
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羽
くしゃくしゃに脱ぎすてられた子のシャツの草色のしみとひなたのにおい
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リンダ
向き合うと「好き」がこぼれてしまうので右半分の顔だけ見せる
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リンダ
限界と弱音吐きつつ詠む十年気付けば吾子が二十歳となりて
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キタハラ
都市伝説だと思ってた 六月の花嫁という白い生きもの
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天野
何ひとつ変わらない地球私の中身つくった人死んだのに
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キタハラ
悪化した口内炎が痛いので傷つけぬよう言葉を選ぶ
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ムラサキセロリ
オランダ風船妻を五体買う残り五畳の空洞埋める
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ふみまろ
優しさを隠すあなたのまなざしがただ一輪にそそがれている
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ふみまろ
置いていった小さいダイヤのある指輪 外れて今は空洞のこす
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ふみまろ
その壁は取り除かれてまっすぐな風を受けてる背中のあたり
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ふみまろ
いつもなら顔文字つきのおはようが息をともなう もう行かなくちゃ
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８月２４日生まれ
雨の日に止まぬ頭痛と戦って この世の終わりを待ち望んでる
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天野
少しだけ君がうらやましい ふたり同時に愛し愛されている
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銀ねず
十六夜の月のまとへる肌色の妖しさに人は人をむさぼる
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